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チラシの反響UPにはABテストを!進め方と注意点を紹介

株式会社アドネット

執筆者: 株式会社アドネット

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ABテストのイメージ画像
見やすくわかりやすいチラシであっても、デザイン・キャッチコピー・商圏の特性によって得られる反響は違います。
ポスティングの反響は、事前予測が難しい傾向にあります。

そのため、反響の出るチラシデザインを作るためには、チラシの中で反響の出た箇所・出なかった箇所を明確にしておく必要があります。それを探すために効果的なABテストの方法をご紹介します。

ABテストとは?

ABテストとは、AパターンとBパターン2つのデザインを用意し反響の比較を行う検証方法です。パッケージデザインやWEBサイトデザインなど、様々な場面で用いられています。

ポスティングの場合は、キャッチコピーや写真・特典の内容を変えたチラシを2種類用意して行います。問い合わせ先の電話番号を変えたり、クーポン番号やQRコードを発行したりといった方法で、どちらのデザインがより反響が大きかったかを検証していきます。

例えば、「通販チラシで表面の写真を男性と女性とで比較したところ女性を用いたデザインのほうが反響が高かった」などのケースも有りました。特典の内容だけが反響を左右するわけではないため、正確な反響の傾向を見るためにも、ABテストの実施はおすすめです。

ABテストの手順

PDCAサイクル
ABテストは、主に以下の4つのプロセスを繰り返すことで反響を検証することができます。

STEP1 計画(Plan)
ただやみくもに2種類のチラシを配るだけでは、正確なABテストは実施できません。
たとえば「どのようなチラシデザインがターゲットに届きやすいか」といった事前の仮説立てが必要となります。

それらを元に2パターンのデザインを用意し、ABテストを実施することで、より効果的なデザインの検証につながります。

STEP2 実行(Do)
2パターンのデザインが用意できたら、ABテストを実施します。

STEP3 分析(Check)
配布終了から一定の期間を置き、Aパターン・Bパターンそれぞれの反響率を確認します。

STEP4 改善(Action)
分析の結果、効果のあった方のパターンを採用し、再度仮説立てをしていきます。
デザインを見直し、よりブラッシュアップできる点はないか、より反響率を上げるためにはどんな施策が考えられるかを検討していきましょう。

ABテストの注意点

ABテストの注意点
■反響の出やすいチラシデザインの特徴を知っておく
ポスティングによる反響率は平均して0.01~0.3%程度と、決して高い数値とは言えません。
反響率を高めていくためには、いかに読み手を意識したデザインを取り入れるかを工夫していく必要があるでしょう。

たとえばパッと見た時に目につきやすいイラストや写真、キャッチコピーを掲載するだけでも、目に留めてもらう機会を増やすことができます。

また、チラシに折り加工を入れてコンパクトにする、クーポンや特典を加えてお得感を演出するなど、デザインの工夫次第で反響率アップの可能性は高まります。

チラシデザインについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

リンク:ポスティング雑学07 ポスティングチラシのデザインのコツ|集客につながるチラシとは
リンク:ポスティング雑学13 ポスティングチラシの折り方とは?チラシを折るメリット・注意点
リンク:ポスティング雑学16 チラシのキャッチコピーのコツ12選|ポスティングの反響アップ【例文つき】
リンク:ポスティング雑学21 クーポンつきチラシで反響が倍に?利用率を上げるデザインのポイント

■同一の条件で検証する
ABテストは配布エリアや配布時期など、なるべく同じ条件下で実施しないと正しい数値が把握できません。

たとえばAのチラシとBのチラシの配布エリアが異なる場合、反響率に違いが出るのは当然のことです。
同じエリアで具体的にどのくらいの反響差があったかを検証するようにしましょう。

■一度で終わらせず繰り返し検証する
ABテストを行うことにより、デザインによる反響数の比較ができます。しかし1回の実施では、反響に繋がりやすい傾向を掴むことは困難です。継続して高い反響を出すためには、ABテストを繰り返し行い反響の良いデザインをブラッシュアップすることが重要です。

改良を重ねることで、反響の出やすいキャッチコピーや特典などの傾向が見えてきます。同じチラシを配布していて反響が出づらくなってきた方はぜひお試しください。

おわりに

ポスティングはキャッチコピーや配布エリア等の様々な要因で反響率が変わります。そのため最初の1回で反響が出るチラシを作るのは難しいですが、ABテストを行うことにより反響が出るチラシ作成が可能です。

ポスティング業者に配布を依頼することで、ABテストも実施してもらうことも可能です。
テストの結果、どちらのチラシデザインが適当かについてアドバイスをもらうこともできるでしょう。

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