ポスティングについてどのくらい知ってる?ためになる豆知識
執筆者: 株式会社アドネット
ポスティング事業を続けて30年の実績と信頼!
ポスティング業界で培った豊富なノウハウと日本全国の地域情報を提供。
地域に根ざした深い知識と実践的な経験を活かし、読者の皆様に信頼性の高いポスティングの情報や有益なアドバイスを提供します。
日々の業務から得た洞察をもとに、わかりやすく読みやすい記事作成を心がけ、ポスティングに関する最新のトレンドや実践的なノウハウを共有しています。
詳細情報はこちらをご覧ください。
今回はポスティングについてのちょっとした豆知識を紹介します。
「チラシを配布する」というマーケティングであるポスティングを、様々な角度からその奥深さを知ってみてはいかがでしょうか。
ポスティングって迷惑に思われてない?
ポスティングに対する印象は人それぞれです。自分の知らなかったお得な情報が知れて嬉しく感じる人もいれば、ポストを開けたら大量のチラシで溢れかえっていることに不快感を示す人もいるでしょう。
こう聞くと、「そもそもポスティングって迷惑な行為なんじゃ……?」と心配されるかもしれません。
ここで、ポスティングにおけるクレーム発生率を見てみましょう。
実は、ポスティングから具体的なクレームにつながる確率は約0.00005%と言われています。
これは200万枚のチラシを配布して1件のクレームが発生する割合になります。
また、一度のポスティングによる反響率はおよそ0.01~0.3%です。
これらの数値を比較すると、ネガティブな反応よりもポジティブな反応の方が多いことがうかがえると思います。
ポスティングに許可は必要?
ポスティングにあたって特別な資格や許可は必要ありません。したがって、業者に依頼せずとも、誰でも配布を行うことができます。
しかし、実際にポスティングを行ってみると一軒一軒のポストを巡っていくのは想像以上に骨の折れる作業だということが分かるはずです。
コスト的な余裕があればポスティング業者に配布を依頼するのがおすすめです。
ポスティングが違法になるボーダーラインは?
結論として、ポスティング自体は違法ではありません。しかし、間違った配布を行ってしまうとトラブルやクレームに発展してしまう恐れもあります。
過去のトラブルの一例としては、以下のようなものがあります。
- ・「配布禁止」の貼り紙があるにも関わらず、ポストへ投函してしまった
- ・エントランスに集合郵便受けがあるにも関わらず共有スペースに立ち入りドアポストに投函
- ・住民の方が配布を止めたにも関わらず配布を続行した
「配布禁止」のほかに具体的な罰則が設けられている場合(警察への通報など)、また私有地や共用スペースへの無断の侵入は、最悪の場合、裁判沙汰にまで発展したケースもあります。
また、その場で即通報とはならなくとも、後日住人の方とトラブルになる可能性もあります。良いポスティング業者では過去の事例から、トラブルに発展しないよう日々配布スタッフへの教育と情報の更新を行っています。
万が一のトラブルの可能性があるため、しっかりとした配布員研修をしているポスティング業者に依頼することをおすすめします。
リンク:
ポスティング雑学09 ポスティングは違法なの?トラブルになる行為と予防策を解説
リンク:
ポスティング雑学02 ポスティング業者の選び方とは?配布品質の高さを見極めるポイント【保存版】
管理人も断れない選挙公報
選挙公報とは、選挙に立候補した候補者の政見を記載した文書のことです。
なるべく多くの有権者に届けるために、近年ではポスティングによる配布も積極的に行われています。
さて、先にお伝えしたように、「配布禁止」等の貼り紙がある戸建てや集合住宅にチラシを投函すると、場合によってはクレームにつながってしまうこともあります。
特に近年では、防犯上の観点から多くの集合住宅では「配布禁止」の告示がしてあるのが実情です。
そのような集合住宅には管理人が常駐しているケースが多く、チラシ配布の許可が下りない可能性は高いのです。
しかし、選挙公報はその限りではありません。選挙権は成人以降の方すべてにあるため、選挙公報は有権者にとって必要な情報となります。
その他のチラシはダメでも、「選挙公報なら……」と許可を出してくれる管理人も多いでしょう。
ポスティング業者の繁忙期と閑散期
ポスティング業者にも繁忙期と閑散期があります。
繁忙期……3月、4月
年度末・年度初めということもあり、学習塾等の習い事関連のチラシや、選挙に向けた選挙チラシなどの依頼が集中します。
定期的にポスティングを依頼している人は、この時期が繁忙期であることを知っているため、2月上旬には発注を行い、余裕をもってポスティングの準備を進めています。
繁忙期に焦って配布を依頼した結果、十分な準備ができなくなってしまうことも考えられるため、配布計画をきちんと立てておきましょう。
閑散期……7月、8月
3月・4月の繁忙期が過ぎ、徐々に案件が落ち着いてくるのが7月・8月あたりです。特にお盆時期は家を空けるご家庭が増えるため、ポスト内にチラシが溜まりやすくなります。
したがってチラシを見て頂く機会が減り、反響も低下する傾向があるのです。期限が既に設けられている期間限定のイベント等のチラシ以外は、閑散期のポスティング依頼は避けたほうが賢明でしょう。
ポスティングの起源は江戸時代!?
ポスティングという方法がいつから始まったかご存じでしょうか?
実はその歴史は約450年前の江戸時代にまで遡ります。具体的には延宝元年(1673年)、伊勢松坂の豪商である三井高利が江戸に三井越後屋呉服店(現在の三越)を開き、引き札(後にチラシと呼ばれる)にして住民に配ったところ大繁盛する成果を収めたとされています。
チラシの内容は来客した客に酒や割引券を渡すというものだったようです。現在では当たり前となった割引券や来客特典をアピールする手法も、三井高利が先駆けといっても過言ではありません。
余談ですが、当時では斬新な手法であったため、成功を収めた三井高利に嫉妬する商業人から迫害を受け、江戸から去ることになったようです。
11月10日はポスティング記念日
日本の記念日の中には、「ポスティングの日」が存在します。
それは11月10日です。その由来は「いい(11)・とどけ(10)」という語呂合わせによるものです。
「配布物やそれを届けるスタッフ、それらを受け入れてくれる社会に感謝する日」だと言われています。
また、8月12日も同じく語呂合わせで「は(8)・い(1)・ふ(2)の日=配布の日」とされています。
皆さんはどちらの語呂が良いと思いましたか?
おわりに
ポスティングに関しまして、新しい発見はありましたか? この機会にポスティングに興味を持っていただけましたら幸いです。
ポスティング.comでは全国の優良ポスティング会社のみを掲載しております。価格の見積もり等、お客様のニーズに沿った提案をして頂ける会社に出会えるでしょう。