ポスティングと新聞折込を比較!どっちの集客がおすすめ?
執筆者: 株式会社アドネット
ポスティング事業を続けて30年の実績と信頼!
ポスティング業界で培った豊富なノウハウと日本全国の地域情報を提供。
地域に根ざした深い知識と実践的な経験を活かし、読者の皆様に信頼性の高いポスティングの情報や有益なアドバイスを提供します。
日々の業務から得た洞察をもとに、わかりやすく読みやすい記事作成を心がけ、ポスティングに関する最新のトレンドや実践的なノウハウを共有しています。
詳細情報はこちらをご覧ください。
ポスティングと新聞折込。どちらも紙の広告が個人の手元に届くという点で共通しており、一見して両者のあいだに大きな違いは無いように思えるかもしれません。
しかし、それぞれ異なる特徴や利点があります。両者の違いを把握したうえで、より適した方法でマーケティングを行ってみてください。
ポスティングと新聞折込の比較
以下にポスティングと新聞折込の主な項目の比較をご紹介します。
|
ポスティング |
新聞折込 |
配布方法 |
配布スタッフの手配り |
配達員が配布 |
ターゲット |
町丁目単位までエリア指定可能 |
購読者層へのみ配布 |
費用 |
1枚あたり3~8円 |
1枚あたり3~4円 |
配布枚数 |
業者により最低/最高ロット有 |
枚数の規定なし |
配布期間・スピード |
配布部数により期間は異なる |
1日で配布完了 |
カバー率 |
エリア内の60~80% |
購読者層へのみ100% |
反響率 |
約0.01~0.3% |
約0.01~1% |
配布方法・エリア
まず、ポスティングの配布方法ですが、ポスティング業者の配布スタッフが指定エリア内の建物へ投函していきます。
ポスティングには「軒並み」「戸建て」「集合」の3つの配布形態があり、ターゲットにしたい層によってエリアを選択することができます。
一方の新聞折込は、新聞社の販売店でチラシを折り込み、購読世帯へ配達します。
配布エリアは広範囲でも対応することができます。
ターゲット
たとえば、一口に「マンション」といっても、単身者向けのマンションや家族向けのマンションなど様々です。
戸建て住宅であっても、小学校や中学校が近くにあれば子持ちの世帯が多い可能性があります。
ポスティングの場合、「単身者向けのマンションだけに配布したい」「子持ち世帯を中心に配布したい」など、ある程度ターゲットを絞って配布をすることができます。
新聞折込は、新聞を購読している世帯にだけ届きます。
そのため幅広い層に届く可能性がありますが、近年では若年層の購読者数が減少していることもあり、比較的シニア層へ偏りやすいことは加味しておくべきでしょう。
費用
ポスティングは、ある程度建物を選別したうえで配布を行う必要があるため、人件費を含めると費用は1枚あたり3~8円が相場になります。
相場に幅があるのは、配布エリアの住宅密集度などによって配布効率に差があるためです。住宅密集度が高ければ費用は安くなり、密集度が下がれば費用は高くなります。
一方の新聞折込は、新聞と同時に配布が可能なので、1枚あたり3~4円と比較的リーズナブルです。
配布枚数
配布スタッフの作業効率上、ポスティング業者では最低・最高ロット数が定められている場合が多いです。
業者によって異なりますが、「最低でも3,000枚以上」など条件づけされていることがあるため、注文時に確認しておくのがよいでしょう。
新聞折込は購読者世帯すべてに確実に届くため、配布枚数に上限・下限はありません。
配布期間・スピード
ポスティングは配布エリア・配布枚数によって配布完了期間が前後します。
配布枚数が数万枚にのぼる場合は、配布完了まで一週間ほどに及ぶ可能性もあるでしょう。
一方で新聞はその日のうちに配達されるため、配布エリア・配布枚数に限らず1日で配布が完了します。
カバー率
ポスティングは配布エリア内であっても、すべての建物にチラシを投函できるわけではありません。
中には「チラシ投函禁止」の戸建て住宅やマンションもあるためです。
そのため、実際には60~80%程度のカバー率となるでしょう。
新聞折込は新聞購読世帯には100%届きます。
しかし、新聞購読者数自体は年々減少傾向にあるため、たとえば一万世帯が住むエリアの中で、新聞購読世帯が四割程度しかいないということも考えられます。
反響率
ポスティングの反響率はおよそ0.01~0.3%程度と言われています。
一方の新聞折込の反響率はおよそ0.01~1%です。
いずれも、業種によって反響率は異なります。
ポスティングと新聞折込、どちらがいいか迷ったときは
ここまでの内容で、ポスティング・新聞折込それぞれの特徴・違いがお分かりいただけたと思います。それぞれにメリット・デメリットの両面がありますので、どちらの方がより優れているということはありません。
しかし、ターゲットにしたい年齢層や商品・サービスの内容によっては、より適したマーケティングの方法があるのも事実です。
以下にポスティング、新聞折込のそれぞれに向いている業種をまとめました。
ポスティングに向いている業種
- ・不動産
- ・飲食店・デリバリー
- ・施術院・フィットネスジム
- ・不用品回収
- ・学習塾・習い事など
ポスティングの最大の利点は、町丁目単位まで配布エリアを指定できることです。
そのため、商圏となるエリアの中で効率的にチラシを配布することができます。
特に、飲食店やフィットネスジム、学習塾などは、商圏エリア内の住居にチラシを配布することで高い反響を見込める可能性があります。
また、ポスティング業者の中には
「GIS(地理情報システム)」といって、国勢調査などの地理データをもとにターゲットとなる年齢層・世帯年収などで町丁目を絞り込めるシステムを導入している業者もあります。
より配布エリアを絞り、効率的にポスティングを行うことができるので、業者に依頼する際にはGISの導入の有無も確認してみるとよいでしょう。
リンク:
ポスティング雑学23 GISポスティングとは?ターゲットにチラシを届けるためのポイント
新聞折込に向いている業種
- ・スーパーマーケット
- ・ドラッグストア
- ・家電量販店
- ・家具・インテリアショップなど
一方の新聞折込の利点は、メインの新聞購読者層となるシニア層・主婦層にチラシが届きやすい点です。
そのため、スーパーマーケットやドラッグストア、家電量販店などの業種が向いています。
特にスーパーの特売やセールなどの情報は、即日で届けられる新聞折込で知らせることで集客につながる可能性も高いでしょう。
おわりに
今回はポスティングと新聞折込のそれぞれの特徴・違いについてご紹介しました。両者の利点を把握しておくことで、どちらを利用すべきかイメージを立てやすくなると思います。
ポスティング.comでは全国の優良ポスティング会社のみを掲載しております。チラシ作成でお悩みの方、反響率をどうしたら上げることができるのかなどの問題を抱えていましたら、下記リンクよりお問い合わせ下さい。お客様のニーズに沿った提案をして頂ける会社に出会えるでしょう。