チラシの紙質は反響に影響する?用紙の種類と厚みを紹介
執筆者: 株式会社アドネット
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皆さんはポストを開けた時に、どんなチラシが入っていたら興味をそそられるでしょうか?
「何が書いてあるんだろう?」と続きが気になるような魅力的なキャッチコピー。
親しみを感じるイラストや写真の掲載されたチラシ。
チラシを魅力的に見せる手法は様々ですが、意外と盲点になりやすいポイント、それが「チラシの紙質」です。
「チラシは見た目や内容が大事だから、紙質はそんなに重要じゃないんじゃない?」
そんな疑問を持った方は、この記事を読んでみてください。
ポスティングチラシにおける紙質の種類と重要性について、詳しく解説していきたいと思います。
チラシの用紙が人に与える印象
Web広告やSNSなど、さまざまな販促方法があふれている現代において、ポスティングならではのメリットとして挙げられるもの、それは「ポストを開けた際に必ず手に取ってもらえる」ことでしょう。
スマホやPCでネットを閲覧しているときに、ポップアップで広告が出た時に、反射的に広告を消したりページをスクロールする人は多いと思います。
つまり、Web広告は不特定多数の人の目に触れやすい反面、簡単に読み飛ばされてしまう側面もあるのです。
一方でポスティングの場合、戸建てであってもマンションであっても、ポストの中にチラシが入っていれば、人は家へ入るまでのわずかな間に、必ずチラシに触れ、その内容に目を走らせることとなります。
視覚的な情報だけでなく「触感」として訴求できるのも、ポスティングならではの強みと言えるでしょう。
手に持った時に「ツルツルとしている」「ザラっとしている」その違いだけでも、人によってチラシへの興味の度合いは変わる可能性があります。
そのため、ポスティングにおいては「チラシの紙質」も大切なポイントとなります。
チラシ用紙の種類別の特徴
ポスティングチラシに多く用いられる紙質は以下の4つです。
コート紙(光沢紙)
コート紙は表面に光沢があるため、手に持った時にツルツルとした触感があります。
価格も比較的安価なため、チラシ用紙の中では最もオーソドックスなものとなります。
インクのノリがよいため、カラーの写真などをキレイに載せたい場合に向いているでしょう。
マット紙
コート紙に比べると、表面の光沢が抑えられ、手に持つとなめらかな触感があります。
会社のパンフレットや名刺などに用いられることが多い紙質です。
落ち着いた印象を与えやすい紙質なので、商品やサービスなどに高級感を持たせたい時におすすめです。
普通紙(上質紙)
表面に加工を施していないため、手に持つとざらっとした触感があります。
コピー用紙なども普通紙が用いられているため、なじみのある方も多いかと思います。
薬剤による表面加工がないため、インクが沈みやすく、特に文字での情報量が多い場合は、普通紙を用いると読みやすく仕上がるでしょう。
色紙(色上質紙)
普通紙(上質紙)に色を付けたものが色紙になります。
見た目にも華やかな印象を与えるので、イラストメインのチラシに馴染みやすいでしょう。
また、カラー印刷よりもコストを抑えられるのもポイントです。
チラシ用紙の厚さの特徴
紙質と同様に、用紙の厚みも印象を左右します。用紙の厚さは「kg」で表示されていますが、これは用紙を1,000枚重ねた際の重さを表しています。
「kg」が重いほど、厚みのある用紙ということになります。
ポスティングチラシの代表的な用紙の厚さは以下の4つです。
58kg
58kgは紙が薄いうえに安価なので、大部数のポスティングを行う際におすすめです。
中でも新聞折込として、スーパーや家電量販店が用いることが多いです。
ただし、厚みがない分、印刷をした際に裏側に文字が透けてしまうことがあります。
そのため、両面印刷には向かない厚みといえるでしょう。
70kg
70kgはコピー用紙とほぼ同じ厚さです。こちらも発色の具合によっては裏側に透けてしまう可能性があるため、透けるのを避けたい場合は90kgにしておくのが無難でしょう。
90kg
90kgはポスティングチラシの中でもオーソドックスな厚みです。裏移りの心配もないため、印字もしっかりした仕上がりとなります。
チラシに高級感を持たせたい場合にもおすすめです。
110kg
110kgは手に取った時に、ある程度の厚みを感じやすくなります。
そのため、高級感を演出したいフライヤー作成の際などに最適な厚みといえるでしょう。
おわりに
チラシの紙質・厚み一つで印象も大きく変わることがお分かりいただけたでしょうか。
どの用紙を使うか迷った時は、一度ポスティング業者に相談してみるのがおすすめです。
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