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パソコン修理業の依頼数が2倍に?ポスティングチラシでの販促成功事例

パソコン修理業者のイメージ
「使っているパソコンが動かなくなった」「どうしてもメールが送れない」「データが消えたかもしれない」…こんなパソコンユーザーのトラブルに対応する「パソコン修理業・パソコンサポート業」。インターネットに繋げない状態になってから業者探しをする人も多いため、アナログ販促である「ポスティングチラシ」との相性もかなり良いと言われています。ポスティングチラシ制作に力を入れている業者の中には、小規模ながら依頼のほとんどをチラシ経由で得ているというパソコン修理業者もあるほどです。ポスティングチラシでの集客に成功したパソコン修理業者は、配布物をどのように使いこなしているのでしょうか?ここではその成功事例を見ていきましょう。

ポスティングチラシのデザイン変更が集客のカギに

起業3年目となる小規模パソコン修理業者A社。利用顧客の満足度は高いのですが、新規顧客がなかなか獲得できず、売上が伸びない点を悩みとしていました。そこでA社は以前に行っていたポスティングチラシによる宣伝を全面的に改善することに。チラシ作りの紙質やデザインから見直して、顧客を取り込む戦略をスタートさせたのです。

単色刷りだったチラシは、より見やすく明るい雰囲気のするカラーチラシへと変更。メインターゲット層である高齢者層に好まれやすい「グリーン」をメインカラーとし、誠実さ・安心感を打ち出すようにしました。また初心者が安心して利用できるように、キャッチコピーには「パソコンが動かない…とお困りではありませんか?」という語りかけ口調の文言を採用。「メールが送れない!」「よくわからない表示が出ている」といった例もいくつか挙げて、様々なトラブルに対応できることをわかりやすく説明しています。更に電話問い合わせから修理依頼までの流れを、イラスト付きで解説。いくつかのトラブルケースに合わせた料金を大きく掲載して、明瞭会計であることもアピール。また電話番号の横には、スタッフの笑顔の顔写真を掲載。「私たちにおまかせください!」というコピーを付けて、信頼感・安心感をアップさせる工夫もしました。

また配布地域にも配慮し、企業周辺エリアの中でもメインターゲットである高齢者層・富裕層が多い地域を選んで細かく指定しています。デザインを一新したポスティングチラシへの反応は早く、配布翌週の問い合わせ率・反応率は宣伝改善前の200%近くにまで伸びを見せました。1ヶ月程度の間をおいて複数回の配布を行ったことで反応率は更に伸び、現在では依頼数の60%近くをチラシ経由で獲得できるようになっています。

グッズ販促で長期的な集客に成功

修理対応のエリアを拡大させたばかりのパソコン修理業者B。しかし知名度が低いことから大手競合との顧客獲得競争に苦戦し、なかなか売上を伸ばすことができませんでした。そこでB社は認知度アップを目的として、ポスティングを販促に使うことにしたのです。

ポスティングするチラシには「無料サービス券付き!」というキャッチコピーを大きく配置。「このシールを見せれば訪問サービス料無料です」という説明と共に、「パソコン訪問無料サービス・B社名・電話番号」を掲載したミニシールを添付しました。ミニシールはパソコン裏面・タブレット裏面等に貼り付けやすい素材にし、貼付けを躊躇されないように小型サイズで穏やかなデザインにしています。またミニシールの台紙には「動かなくなってから修理屋を探しますか?」「B社なら、お電話一本でスピード対応!」というキャッチコピーも掲載。現在パソコンにトラブルが出ていないターゲット層も「ミニシールを保存しよう」と考えられるように工夫をしました。

保存性の高い「ミニシール(ステッカー)」というノベルティグッズを添付したことで、チラシへの反応は長期化。複数回のチラシ配布を行った結果、「チラシを見て依頼した」「シールがあるので依頼した」という問い合わせ・依頼の件数は宣伝開始前の3倍近くにまで伸びました。

<おわりに>
パソコン修理業者・パソコンサポート業者がポスティングチラシで販促に成功するには、パソコン初心者や高齢者層に「安心して使える」「カンタンに来て貰える」と感じさせることが重要であると言えるでしょう。一見すると同じ情報を掲載していても、チラシのキャッチコピーの選び方・ノベルティグッズ展開等によってポスティングの反応率は大きく変わってきます。専門要素の高い業界であるからこそ、「一般ユーザー目線」に立ち戻ったチラシ作りを心がけることが大切です。

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