写真屋・写真館・撮影スタジオの売上アップ!ポスティングチラシで集客率を上げる4つの秘訣
執筆者: 株式会社アドネット
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スマートフォン・デジタルカメラといったデジタル機器の驚くべきスピーディな普及によって、写真屋・写真館といった写真関連市場は急速な市場縮小が見られるようになりました。フィルムカメラの利用率は、いまや5%未満。昔ながらのサービス展開では、経営を続行できない写真屋・写真館が多いのは当然とすら言えるでしょう。
しかしながらそのような「写真業界苦境」の中でも、業績を伸ばしている写真屋・写真館・撮影スタジオも見られるようになっています。新サービスを展開し、ポスティングチラシ・オンライン等による販促をうまく行っている店舗の中には、中小規模でも売上を大幅に上げているところもあるのです。特に地元密着型の消費を後押しする「ポスティングチラシ」は、中小規模の店舗の集客・売上を左右する大きな要素であるとも言われています。
ただ、昔ながらの宣伝方式であるからと言って「ポスティングチラシの作り方」も昔のままというわけではありません。写真屋・写真館等が集客に成功するためには、ユーザーのニーズを捉えたマーケティング戦略を考え、的確なチラシ制作を行うことが重要なのです。写真屋・撮影スタジオ等の写真関連事業店舗が集客率を上げるためには、ポスティングチラシ制作・配布時にどのような点に気をつけるべきなのでしょうか?ここではその4つのポイントについて解説していきます。
1.チラシの紙質・画像鮮明度にこだわる
写真館・写真屋がポスティングチラシ宣伝を行う上で、最も重視したいのが「チラシの美しさ」です。チラシを手に取った人は、最初の2~3秒でそのチラシや店舗に対する印象を決めてしまいます。第一印象で「キレイな写真だ」「こんな写真を手元に残したい!」と感じられるような視覚的ショックを与えることで、埋もれている顧客のニーズを掘り起こすことができるのです。
反対にチラシに掲載されている写真画像が小さくインパクトが弱かったり、紙質が粗くて写真の上質さが伝わらないと、見込み客は「わざわざ専門店を使う必要性」を感じなくなります。まさに「視覚的」な商品である「写真」を取り扱う写真屋・写真館の場合、ポスティングするチラシの上質さが反響率・反応率を大きく左右するのです。
【視覚効果を上げるポイント】
・コート紙等のツヤ感のある紙を使用する
・厚手で高級感のある紙を使用する
・テキストは最小限に絞り込み、写真画像は大きく配置する
・写真画像はチラシ左上・右下等の目に止まりやすい箇所に配置する
・写真画像の対象物には、鮮やかな赤・黄色・青といった目に飛び込むポイントカラーのものを選ぶ
ごくカンタンに言えば、使用年数・所持年数等を問わず「初心者(ビギナー)」の状態である人が多いんですね。そのため例えば不具合の例として「メーラーが起動しない」と書かれていても、チラシを見た側はそれが自分の不具合に相当するものなのかがわからず、不安を覚えます。パソコン修理チラシではできるだけ専門用語を廃し、「あなたのパソコン(タブレット端末)の問題を解決できる!」という点をわかりやすくアピールしていく必要があるのです。
実際にポスティングチラシ宣伝を行ったフォトスタジオの事例では、チラシの紙質・画像を切り替えたことで反応率が5倍以上にも上がったというケースも見られています。多少宣伝コストをかけても、できるだけ「専門店ならではの上質な仕上がり」を視覚的に感じさせ、見込み客を感覚的に納得させるポスティングチラシを制作することが重要です。
2.写真館利用のメリットをスピーディに伝える
近年ではフィルムカメラを使用したことが無い人も増え、「写真屋・写真館未経験」というユーザー率が高まっています。またかつてフィルムカメラを使用していた世代でも、写真屋・写真館におけるデジタルサービスの存在を知らない人が多いのが現状です。カンタンに言えば、「写真館・写真屋は何ができるのか?」というメリットを多くの人がわかっていない状態なのです。
そのため例えばいきなり「料金システム」といった話をするよりも、まずは「写真屋ができるサービス内容(顧客に与えられるメリット)」を伝えた方が写真館・写真屋の集客には効果的ということになります。ポスティングチラシのキャッチコピーに気を配り、素早くメリットを伝えていくようにしましょう。
【写真屋・写真館利用のメリット例】
・市販プリンターとは異なり写真が劣化しにくい
・ブック型アルバム等で手元に残せる
・撮影のプロによるクオリティの高い記念写真が撮れる
・整理していなかったデジカメ・スマホ等の撮影データをスッキリできる 等
なおメリットの提示は、多くて2つ程度に絞り込んだ方が効果的。アレもコレもと欲張ってしまうと、かえって印象が弱まってしまいます。デジタルフォトプリントといったデジタルサービス対応を打ち出していくのか、アルバム作成サービスを打ち出すのか、記念撮影サービスに絞るのか…自店舗の強み等を考えながら、強くアピールするメリットを絞り込むことが大切です。またメリットをアピールする際には、「問いかけ型」のキャッチコピーを導入してみると良いでしょう。例えば「プリンターで出力した写真、5年後には変色するって知ってました?」と問われれば、チラシを見た人は思わず「知っていた/知らなかった」という回答を頭の中で思い浮かべます。専門店を使わないデメリット/使うメリットを問いかけ型でうまく知らせることで、チラシを見た人の興味を引くことができるのです。
3.「カンタンさ・気軽さ」をアピールする
2010年台に入りスマホ・タブレット・パソコン・デジカメといったデジタル機器を扱う人の率は70%~80%近くにまで上昇しています。しかしながら「スマホやデジカメで撮影したデータを自宅でこまめにプリントしている」「コンビニ等のフォトプリントサービスを使用したことがある」という率はいまだ低く、セルフプリントに行っている人は2割に満たない状態です。特にスマホ使用からデジタル撮影に親しむようになった層の場合、「サイズ変更等をどうすれば良いかわからない」「ファイル形式等を問われてもわからない」といった理由でセルフプリントになかなか挑戦できない傾向が見られます。
このような傾向から、写真屋・写真館がデジタルデータ対応サービスを打ち出す時には「安心感」「気軽さ」を打ち出すことが重要であると言えます。例えばスマホのデータをプリントするサービス説明で「スタッフが丁寧にサポートするので安心」「初めてプリントする人でも大丈夫」と書いてあれば、不安を抱えている人でも「ここなら大丈夫そう」と感じられるわけです。
また家族写真といった「記念撮影サービス」においても、消費者の多くは写真館の使用に心理的な「敷居の高さ」を感じています。専門店に行くには晴れ着を着ていかなくてはいけない、家族全員が絶対に揃っていなくてはいけない…このような「must(~でなくてはならない)」という無意識の思い込みが、消費者を写真館から遠ざけていることもあるのです。
消費者側の不安や敷居の高さを拭うためには、よりカジュアルに、気軽に写真館を利用してもらえるようなサービス対応力を見せることが大切です。例えば「ヘアメイク+衣装レンタルあり」とチラシに書いてあれば「家族写真に着る服が無い」と尻込みをする層も呼び込めますし、反対に「撮影のみでもOK」といった一文を掲載してコース選択の幅広さを見せることもできます。
いずれにしても「カンタン」「気軽」「安心」といったワードを駆使して、見込み客のハードルをできるだけ下げていくことを意識しましょう。
4.イベント向けチラシはタイミングを選ぶ
七五三・成人式といったイベント関連の撮影については年々各家庭内での意識が高まっており、記念撮影に対する費用も高額化するようになっています。「一生に一度の思い出なのだから、後悔しないような良い写真を残したい!」と考える人が増えているわけです。特に子ども関連の写真撮影サービスの需要は大きな伸びを見せており、写真屋・写真館の売上をアップさせる必須ポイントともなっています。
上記のようなイベント撮影サービスを宣伝する場合には、ポスティングチラシを配布するタイミングを見計らうことも大切です。近年では成人式・七五三といったイベント向けの衣装選びをスタートする時期が大変早まる等、ご家族がイベントを意識する時期が大きく前倒しされるようになっています。例えば成人式の場合、2年前程度から着物選びを開始する方も珍しくなくなっているようです。また反対に、ギリギリになって様々なイベントの準備をされるいわゆる「駆け込みタイプ」も増えるという二極化も見られています。
イベント関連チラシでは、このような「前倒し派」と「ギリギリ派」の両者に沿った配布タイミングを考えることが大切です。例えば成人式撮影関連のチラシであれば、前年・前前年の成人式報道がテレビ等で行われる時期(1月)が「前倒し派」の成人式への意識が高まる頃。また「ギリギリ派」の場合、成人式前の「12月頃」になってから慌てて写真サービス探しを開始する人も居るようです。
上記から考えると、成人式前の前年11月~12月頃に1回、成人式報道が行われた直後の1月に1回といったペースでイベント撮影の宣伝を行うことで、「ギリギリ派/前倒し派」のいずれに対してもカバーリングができることになります。複数回の宣伝を行うことで認知度も上がり反応率もアップしやすくなりますから、「ここぞ!」という書き入れ時のイベント撮影宣伝では何度かのチラシ宣伝戦略を考慮しておくと良いでしょう。
<おわりに>
写真屋・写真館・撮影スタジオがポスティングチラシで集客率を上げる秘訣はいかがだったでしょうか?「写真館・写真屋」のサービスのあり方が変化するに連れて、消費者側の「写真館・写真屋」に対するイメージや認知度も10年前~20年前とは大きく変わってきています。消費者側の意識やニーズを汲み取り、寄り添うようなポスティングチラシを制作することが大切です。
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