ポスティングチラシで売上アップ！まつげエクステサロンの宣伝成功事例

執筆者: 株式会社アドネット

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まつげエクステサロンの店舗数が増えている今、「開業をしたけれど予約が全然入らない」「リピーターが掴めなくて困っている」というサロン経営者の声もよく聞かれるようになりました。しかし反対に小規模・中規模のマツエクサロンでも安定した顧客を獲得し、確実に売上を伸ばしている店舗ももちろん存在しています。顧客を掴める店舗とそうでない店舗の差には、「販促のうまさ」が挙げられるでしょう。安定した集客を得ている店舗は、リピーターになってくれやすい「店舗周辺地域へのマーケティング」を徹底しているのです。特にマーケティング範囲を細かく指定できる「ポスティングチラシ」をうまく使っている店舗は、宣伝コストを抑えながら効率の良い販促に成功しています。ここでは集客に成功しているまつげエクステサロンが「ポスティングチラシ」をどのように駆使しているのか、その成功事例を見ていきましょう。

「使いやすさ」のアピールで顧客獲得競争に勝利

開業して3年目になるまつげエクステサロンA。大型商業施設が近い立地であるため集客に強いと見込んでいましたが、予想していたよりも競合店の出店が多く、なかなか安定した顧客を獲得できない点に悩んでいました。そこでマツエクサロンAはコンセプトを「働く女子が使いやすいサロン」と定め、店舗の強みである「利便性」をアピールした販促をスタートさせることに。

ポスティングチラシでは「夜10時まで営業だから会社帰りにも便利」「50分でできちゃうスピードリペア」「短時間でもボリュームアップ！」といった使いやすさを感じさせるキャッチコピーを多く盛り込み、気軽に使えるお店であることを強調しました。またマップ画像を大きく配置し、商業施設でのショッピングの行き帰り等にも使いやすい立地であることもアピールしています。

またターゲット層により効率的にチラシを届けるため、チラシ配布箇所は店舗周辺地域の中でも20代～30代の女性が多いエリアを国勢調査等のデータから選び、重点的に配布しました。

ターゲットを定めたポスティングとコンセプトによってチラシの反響率は上昇。チラシ配布の翌週からは予約率が宣伝前の170％までアップした他、利用者増加によってWeb口コミ等でも好評が得られ、安定した顧客の獲得に成功しています。

「フェアチラシ」の効果で平日リピーターも獲得

開業して4年目になるまつげエクステサロンBは、平日の昼・午後の予約がなかなか埋まらない点を悩みとしていました。そこでマツエクサロンBでは、平日に来店しやすい層である「主婦層」に着目。主婦層を取り込むフェアを開催し、その宣伝のためにポスティングチラシを使うことにしたのです。

ポスティングチラシではフェア名を「卒業・入学季節フェア」と銘打ち、「式典の時にもピッタリの上品マツエク」「つけまつげとは違うナチュラルな仕上がり」といった大人の女性に好まれるマツエクのポイントを大きくアピールしました。またチラシには「平日限定クーポン」を添付し、平日来店の更なる促進を行っています。

「大人向け」に特化させたフェアチラシへの効果は大きく、フェア中の平日予約率は宣伝前の250％近くにまで上昇。「大人の女性客が多くて入りやすかった」「上品な仕上がりにしてもらえて良かった」等ターゲット層の顧客満足度も高く、フェア後にも平日のリピーター層を獲得することに成功しています。

初心者を大量獲得して安定した売上に

個人で小規模のまつげエクステサロンを開業したばかりのCさん。しかし予想していたよりも口コミによる顧客獲得が難しく、予約がほとんど入らない状態となっていました。そこでCさんは「マツエクを利用したことが無い層」「ファッション・美容のライトユーザ層」をターゲット層とし、店舗近隣への宣伝を行うことにしたのです。

ポスティングチラシでは「まつげエクステならメイク時間が半分に！」「ジムやプールでもスッピンに自信あり！」といった日常生活に密着したマツエクのメリットを大きくアピール。また店内の様子に加え、マツエク初心者のために施術中の様子等を画像つきで説明する等、未利用者の不安を和らげる工夫をしました。

「初めての方でも安心のプライベートサロン」というコンセプトを強調させたチラシ宣伝を行った結果、狙い通りにマツエク未経験者からの予約が増加。来店された方の中には、「近くだけどお店があることを知らなかった」「マツエクは若い人だけがするものだと思っていた」という方が多かったそうです。「近くて通いやすい」「初めてでも安心できた」といった好評を得たCさんのサロンには、その後近隣の顧客が多く訪れるように。現在では安定した売上を誇るサロンへと成長しています。

＜おわりに＞
ポスティングチラシでの販促を成功した事例を見ていくと、宣伝を成功させるポイントには「ターゲット層の絞込み」があることがわかります。チラシを作る前に「どんな顧客に今後来てほしいのか」という点をできるだけ具体的に絞込み、ターゲット層に合わせたデザインやキャッチコピーを考えていきましょう。