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葬儀屋・葬儀社の集客率を伸ばす!ポスティングチラシ宣伝の成功事例

株式会社アドネット

執筆者: 株式会社アドネット

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葬儀場の写真
葬儀社・葬儀屋・葬祭場といった葬儀ビジネス関連の需要はいまだ高い状態にあり、今後の高齢化を鑑みても需要は維持されることが期待されています。しかしその需要を狙い、異業種の企業による新規参入も増加しており、顧客獲得の競争はより激しさを増しているのが現状です。そんな中でも、ポスティングチラシによるマーケティングに力を入れている企業の中には、中小企業でも順調に集客率を伸ばしているところがあります。ポスティングチラシでの集客に成功している葬儀ビジネス業者は、チラシをどのように使っているのでしょうか?ここではその成功事例2例をご紹介していきます。

老舗葬儀社がポスティングチラシで経営再建に成功

創業50年以上となる老舗の葬儀社A。しかし地元の再開発で近隣住民の大幅な流入・流出があったことから企業認知度が下がり、依頼数の低下に悩んでいました。そこで葬儀社Aは近隣地域における再度の認知度アップのために、ポスティングチラシを利用することにしたのです。

手元に長く置いてもらえるよう、ポスティングするチラシには厚手のパンフレット形式を採用。初めてチラシを手にする顧客の興味を引けるよう、パンフレット前半では「葬儀の持ち物チェックリスト」や「地域によって異なる葬儀のマナー」についての説明文を記載しました。特に他県等からの流入者を獲得するために、「ご存知でしたか?S地域での葬儀の様子」というキャッチコピーも掲載。「地元に密着した葬儀社」「実績・経験が豊富な葬儀社」というイメージをアピールしています。またパンフレット後半では、社歴の概略や経営理念等を掲載。地元で長年優良企業として知られてきた点を大きく強調しました。更に料金体系等の表もわかりやすく記載し、明朗な企業であることも示しています。

チラシ配布はA社の近隣エリアを中心に、特に50代・60代のハイミドル層が多い地域・流入者の多い新興住宅地・新築マンションが多い地域等で重点的に行うことに。国勢調査データ・不動産データ等を元に、細かくエリア指定を行っています。チラシ配布の翌週からは、葬儀サービス利用についての問い合わせ数が上昇。またパンフレット形式としたことで反応が長期化し、配布後何ヶ月かが経過してからも「パンフレットを見た」という依頼・問い合わせの電話が来ました。最終的な年間依頼数は宣伝改善前の160%近くにまで上昇し、経営再建に成功しています。

女性をターゲットにしたチラシ宣伝で問い合わせ率250%アップ

代替わりをして女性社長がトップとなった葬儀業者B。近年の大手に押される時流を改善するために、大幅な経営方針の変更を行うことにしました。企業内にも女性スタッフが多いこと、また近年の女性向け製品・サービスの需要の高さを鑑みて、今後のターゲット層を「女性」に定めることに。「女性に優しい企業」という点を大きくアピールし、認知度アップを図るため、チラシによるマーケティングを行うことにしたのです。

配布するチラシは、一見してエステやヘアサロンのように見えるような華やかで美しい花の画像を採用。キャッチコピーには「人生の最後まで美しくありたい人のための葬儀」というワードを入れ込み、「女性向けの新しい葬儀サービス」というイメージをアピールしました。チラシ裏面には、プロのアーティストによる「ラストメイク・エンゼルメイク」のサービスや、たっぷりの花で覆うフラワーセレモニー、バイオリン生演奏による音楽葬・生前葬等のサービスを紹介。また社長・女性スタッフ達の働く姿を画像で掲載し、初めて問い合わせをする女性顧客の不安や不審感を拭うように工夫しました。また近年の高齢層におけるネット利用者の増加傾向を鑑み、QRコードやWeb検索から気軽にホームページに訪れられるようにもしています。

チラシ配布は葬儀業者Bの周辺地域の中でも、特に50代~70代の女性が多い地域を国勢調査データ等から抽出し、集中的に配布。ポスティングチラシに対する反応は早く、配布の翌日から生前葬や自由葬、エンゼルメイク(エンゼルケア)等についての問い合わせが入るようになりました。

配布から1ヶ月での総問い合わせ数は、チラシ宣伝開始前の250%にまで上昇。また翌々月に再度チラシ配布を行ったところ、更に反応率の上昇が見られました。近隣地域における認知度の大幅アップに成功しています。

<おわりに>
葬儀社・葬儀屋に対する一般消費者の認識度は全体的に低く、「どこをポイントにして業者を選べばよいかわからない」と考えている人も多い状態です。ポスティングチラシで宣伝をするにあたっては「自社は何が強いのか」「どんな新しいサービスができるのか」といった特徴を強くアピールしていく必要があります。自社の強みはどこか、顧客にアピールしたいサービスは何かという点をよく練り込み、集客効果の高いチラシを制作していきましょう。

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